講師紹介2015

 

講師プロフィール写真よりホームページ、ツイッターページにリンクしております。受講選択の参考にご覧下さい


■1限目

基調講演 介護保険法改正の内容と国が
介護福祉従事者に求めること

厚生労働省
老健局振興課 課長補佐
稲葉 好晴氏


 


 

略歴

昭和63年4月:厚生省大臣官房会計課
        (略)
平成17年4月:大臣官房会計課予算第一班長
平成19年4月:老健局総務課 介護保険指導室
        特別介護保険指導官、特別介護サービス指導官
平成20年4月:   〃   介護サービス業務監視専門官
平成21年4月:社会・援護局障害保健福祉部
        障害福祉課 課長補佐
平成22年4月:社会・援護局障害保健福祉部 障害福祉課
        地域移行・障害児支援室 室長補佐
平成24年4月:現職

 


■2限目

上手な老い方を支援 していくために

一般財団法人 長寿社会開発センター
審議役
石黒 秀喜

 

 

 


1950年 北海道生
2008年 厚生労働省退職(介護保険指導室長、大臣官房参事官を歴任)
(一財)長寿社会開発センターに再就職し現在に至る。
義母の認知症の在宅老々生活と、4年弱にわたる胃ろう・言語喪失寝たきり入院生活に時折接する機会があったことから認知症に関心を抱く。認知症の啓発冊子「上手に老いるための自己点検ノート」を作成し、「介護され上手」を目指すことを提唱している。

少子・多死社会は介護人材とベッド不足が危惧されるので、団塊の世代は「生き方」と「逝き方」を迫られることになります。老・病・死を自分の問題として直視し、健康寿命を追求する一方で、「介護され上手」の準備も怠ってはいけません。いくつかの地域包括支援センターで取り組んで知る「認知症重度化予防実践塾」の取組みを紹介しながら、「介護され上手」のコツをお話します。



■2限目

権利擁護の「ほへと…」

あい権利擁護支援ネット

川崎 裕彰氏

在宅ホームヘルパー、施設介護職員、在宅介護支援センター相談員を経て、2006年4月より地域包括支援センターに主任介護支援専門員として勤務、高齢者虐待対応を中心とした権利擁護事業等を担う。2011年からは同センターでセンター長を務める。

私たちが日ごろの介護福祉現場で向き合う「権利擁護」について、時には立ち止まって考えてみませんか?
「利用者さんが直接言葉にはしていないけど・・・」、「本当はこんなことを言いたいんじゃないかな・・・」などに耳を傾け、『尊厳を守る(支える)』ケアについて振り返り、共に働く元気を分け合うような時間が共有できたらと思います。



■2限目

地域の福祉活動を盛り上げよう

日本社会事業大学
准教授
菱沼 幹男氏


1971年生まれ。日本社会事業大学を卒業後、狭山市社会福祉協議会職員、デイサービスセンターオリーブ生活相談員、大妻女子大学実習講師、文京学院大学助教等を経て、2010年より母校に赴任。専門は、地域福祉、高齢者福祉、コミュニティソーシャルワーク。真の地域包括ケアシステムの構築や住民主体の小地域福祉活動の推進等をテーマに各地をまわっており、主任介護支援専門員研修では「地域援助技術(コミュニティソーシャルワーク)」を担当。最近では、厚生労働省による生活支援コーディネーター全国研修のプログラム開発と講師を務めている。NPO法人日本地域福祉研究所理事。社会福祉士。介護支援専門員。

「サービスは地域の関係を切る」という言葉を聞いたことがありますか?介護保険等の公的サービスを利用することで、それまで地域で行われていた助け合いがなくなってしまうということです。地域の力を奪うことなく、むしろ地域の力を高める生活支援のあり方を考えてみましよう。また「フォーマルの限界をインフォーマルで補う」という言葉があります。では、地域住民は専門職ができなうことを全て引き受けていく受け皿なのでしょうか。これは逆であり、地域でできないことを支えるのが専門職の役割です。専門職の補完ではない地域住民の助け合い本来の価値を考えてみましょう。

https://www.facebook.com/mikio.hishinuma


■2限目

小規模多機能型居宅介護の
「いま」と「これから」

株式会社ケアワーク弥生 
ユアハウス弥生
主任
金山 峰之氏

日本社会事業大学にて社会福祉を学ぶ。卒業後、
大手介護企業、NPO法人で認知症対応型共同生活
介護、訪問介護、訪問入浴、通所介護等の現場を
経験。現在は東京都文京区の小規模多機能型居宅介護事業所ユアハウス弥生で主任として現場に立っている。地域包括ケアを進めていく中で注目されている小規模多機能。
しかしながら、そのイメージや具体的なケアの中身は「よくわからない」というのが本音ではないでしょうか。たくさんの可能性を秘めた小規模多機能の今を実践事例を通じてご紹介し、法改正以降に小規模多機能が何を社会から期待され何を目指していくのか。小規模多機能の今とこれからを一緒に学びましょう。

ブログ http://kintokaigo.seesaa.net/


■ランチョンセミナー お昼ご飯を食べながら♫

 

 

 

 

 


 

■3限目

日常生活行為向上
マネジメントを知る

医療法人社団慈泉会
介護老人保健施設ひもろぎの園
リハビリテーション科長(作業療法士)
石井 利幸氏

 

 

1995年 4月 ・国際医療福祉大学 保健学部 作業療法学科 入学
1999年 3月 ・同学科 卒業
1999年 4月 ・同大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻作業療法学分野
          作業障害学(修士課程)入学
        ・作業療法士免許取得
2000年 3月 ・同大学院 退学
2000年 4月 ・介護老人保健施設ひもろぎの園 入職
2001年 11月 ・痴呆介護指導者養成研修修了
(高齢者痴呆介護研究・研修仙台センター 第2期)
           ※現 認知症介護研究・研修仙台センター

皆さんは作業療法士がどんなことをする職種であるかご存知でしょうか?分かるような分からないような・・・という感じの方もいらっしゃるのではないかと思います。私たち作業療法士の仕事は、対象者の生活の中の具体的な困りごと(ADLや家事などのIADL、仕事のこと etc.)を、どうやったら改善できるかを考えることです。今回の研修では、作業療法の視点をお伝えしますので、介護場面で役立てていくにはどうすればよいか一緒に考えましょう。


■3限目

制度改正を受け入れる自治
体の取り組みと覚悟!

環境新聞社
シルバー新報編集長
川名 佐貴子氏

 

出版社勤務を経て、平成2に環境新聞社入社。
シルバー新報に配属。ゴールドプランから、
介護保険の創設から現在まで、高齢者介護に
かかわる政策、現場の動向を取材してきた。
現在は月刊ケアマネジメント編集長も兼務。


「うちの介護はこんなにすごい」「これはひどい」「こんなこと知りたい」何でも情報を募集中です。
会場では気軽にお声かけ下さい。「いつも読んでいます」が一番うれしいです(^o^)。
こんな時代ですが、プロのつくった紙の媒体もいいですよ。ご購読もご検討下さいませm(_ _)m。

http://silver-news.com


 

■3限目

制度改正を受け入れる自治
体の取り組みと覚悟!

武蔵野市
健康福祉部長
笹井 肇氏

1980年武蔵野市役所入庁
1997年(財)東京都市町村自治調査会第2次高齢者介護制度研究会委員、
1998年より介護保険準備室主査として介護保険導入準備に携わる。
2003年12月「介護保険施行5年後の制度見直しに向けて~武蔵野市からの提言~」を公表
市民協働推進課長などを経て、2008年4月より現職
主な著書に『介護保険と市町村の役割』(共著:中央法規出版)などがある。



■3限目

制度改正を受け入れる自治
体の取り組みと覚悟!

東久留米市
福祉保健部介護福祉課長
田中 潤氏


1958年生まれ、57歳。大分県出身。立教大学法学部卒。
東久留米市役所では、職員課、財政課、(財)東京市町村自治調査会に出向し、研究員として調査研究に従事。その後、介護福祉課で介護保険制度の立ち上げに携わる。教育委員会等を経て、介護福祉課に異動し現在に至る。介護支援専門員、社会福祉士。修士(社会福祉学)。

著書
『介護予防のそこが知りたい』(共著 ぎょうせい 2005年)

地域包括ケアは、サービスを総合的に提供し、従来の縦割り・分野別のサービスの垣根を解消する視点が含まれています。各々の制度を重複や無駄のない仕組みに作りかえることと同時に、安心した生活を提供できることを両立させる必要があります。
 保険者である市町村は、「地域の支え合い」に携わるボランティアの皆様やサービスの専門家である介護・医療などの関係者の皆様とどのように連携して地域社会を支えていくことができるのでしょうか。

 

 


■3限目

認知症当事者が望む支援とは?

いきいき福祉ネットワークセンター
(東京都若年性認知症総合支援センター)
駒井由起子

学生の頃から認知症の祖父といつも一緒にいました。今は認知症の母の介護もしています。島根県出雲市の「おやまのおうち」で認知症ケアを学び、その後病院勤務にて認知症高齢者や精神障害のある方のリハビリテーションを担当ました。若年性認知症の方との出会いは、彩星の会という家族会です。当日は若年性認知症の方を支援するきっかけについてお話しします。

資格:作業療法士(認知症専門作業療法士)
    介護支援専門員
著書:認知症の作業療法、若年性認知症の作業療法、アルツハイマー型認知症に対する注意機能訓練の効果など  

いきいき福祉ネットワークセンターは制度の間にある方を支援するNPOです。
若年性認知症については、まだまだ社会的支援が整っていません。
当法人では、「いきいき*がくだい」という若年性認知症と高次脳機能障害者のためのデイサービス(通所介護)と、「東京都若年性認知症総合支援センター」という相談窓口を設置しています。
制度改正では若年性認知症のデイサービスの運営はますます厳しい状況です。貴重な社会資源の存続ができると良いと思っております。



■3限目

認知症当事者が望む支援とは?

若年認知症家族会・彩星の会
干場 功

プロフイール
若年認知症家族会彩星の会  顧 問
若年認知症家族会空知ひまわり 代 表
NPO法人若年認知症サポートセンター 理 事
NPO法人認知症サポートセンター・ねりま 理事長 
1996年11月に妻が発症、1999年12月に診断がつくまでのとてもつらい期間過ごしをましたが、2001年家族会・彩星の会の発足で多くの価値観を共有する家族、関係者との出会いで気持ちの安定に繋がりました。その後「NPO法人若年認知症サポートセンター」の発足にも関わり。私自身、多くの皆様からのお力をいただき、今日の活動につながっている。
2006年1月:彩星の会代表に就任。同年12月、妻を看取る。
2007年11月:北海道北竜町で「若年認知症家族会空知ひまわり」を立ち上げ

http://www5.ocn.ne.jp/~star2003/

 


■3限目

レクからアクティビティへの転換

アクティビティ・サービス協議会
理事長
廣池 利邦氏

1972年から波多野ファミリ・スクールで青少年研修部長、国際研修部長などを歴任1973年から「中学生のためのアメリカ研修旅行」を企画・引率。
1983年から教員となり二松学舍大学附属柏高校、日本福祉教育専門学校で、
英語や教育学、レクリエーションなどの科目を担当。
2003年から群馬社会福祉大学へ。その後、浦和大学短期大学、群馬医療福祉大学短期大学部教授・介護福祉学科学科長となる。
2005年からアクティビティ・サービス協議会理事長となり、福祉施設における生活支援技術の理論と実践の研究、研修講師、ワーカー養成などを全国的に展開している。東京都障害者スポーツ協会ボランティア部会長、新宿区レクリエーション協会理事。



■4限目


地域包括ケアシステムの構築に
地域ケア会議が必要なわけ

和光市
保健福祉部長
東内 京一氏


埼玉県和光市役所入庁後、税務課・国民健康
保険担当課等を経て、2000年より介護保
険室に配属、その後、機構改革により高齢者
福祉所管と介護保険所管を統合した長寿あん
しん課で課長補佐・介護福祉担当統括主査・地域包括支援センターリーダー・後期高齢者医療担当統括主査を兼務、地域性を重視した介護保険事業運営を中心に保健・医療・福祉政策を構築し地域包括支援体制を推進してきた、2009年4月より厚生労働省老健局総務課課長補佐に就任、2011年4月より介護サービス調整官、振興課課長補佐等を併任し、地域包括ケアシステムを念頭に置く介護保険法等の改正や介護保険事業計画策定業務及び地域包括支援センター機能強化業務等に従事し、2011年10月より和光市保健福祉部長寿あんしん課長で帰還、2012年4月に保健福祉部次長を経て同年10月1日より現職となる。
○これまでの経歴
 厚生労働省所管 老人保健健康増進等事業
 ・地域包括ケア・介護予防研修センター運営委員会委員長
 ・地域包括支援センターの在り方に関す検討委員会委員長
 ・認知症高齢者に対応するまちづくりチェックリスト作成委員会委員
 ・介護予防・運動器向上マニュアル作成委員会委員
 ・介護予防・生活機能評価マニュアル作成委員会委員
 総務省所管 自治総合センター事業
 ・地域の活性化に関する研究会委員          など歴任
○平成24年度
・介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討会構成員
・認知症ケアパス作成のための調査研究委員会委員長
・地域ケア会議運営マニュアル作成検討委員 
○平成25年度
 ・認知症ケアパスを適切に機能させるための調査研究事業検討会委員長
 ・地域包括ケアシステムを構築するための制度論等に関する調査研究会委員
○著書
 これからの介護予防・地域ケア(サンライフ企画出版・東内著)
 介護保険の公的責任と自治体(自治体研究社・共著)
 地域包括支援センター実務必携(オーム社・高橋紘士編・共著)
 わかりやすい介護保険法の手引き(新日本法規・共著)



わが町の地域包括ケアシステムを考えましょう。
専門職としての、地域包括ケアマネジメントについても考えましょう。
明るい地域、明るい少子高齢化社会の実現を目指して。



■4限目

離床・三大介護のその前に!
    …寝ている姿勢でしょ

大起エンゼルヘルプ品川区立東大井
地域密着型多機能ホーム
事業部長補佐 理学療法士
田中 義行氏

宮崎リハビリテーション学院卒
介護療養型医療施設、専門学校専任講師、介護
老人保健施設を経て現職。
もともとは介護療養型医療施設勤務時代より身
体拘束廃止のための取り組みが専門。
現在は生活期(維持期)リハ分野で活動中。専門として介護技術や拘縮予防、機能訓練指導員の実践、腰痛予防についてなど。
一般社団法人日本介護技術協会・研究会会長 http://www.jcrta.or.jp/about
単著に「潜在力を引き出す介助(中央法規)」、「写真で学ぶ 拘縮予防・改善のための介護(中央法規)」。
共著に「縛らない看護(医学書院)」、「作業療法士・理学療法士臨床実習ガイドブック(誠信書房)」、「現場で使えるケアマネのリハビリ知識便利帖(翔泳社)」「介助が困難な人への介護技術(中央法規)」。
その他DVDや、現在は連載も2本。


テーマ「離床・三大介護のその前に!…寝ている姿勢でしょ」
 ケアの中で当たり前のように言われる離床・三大介護。確かに大切なんですが、じつはその前にもっと丁寧に取り組まなくてはならないことがあります。それが寝ているときの姿勢つまりポジショニングです。
 リクライニング車いすで変な座位姿勢で離床しても苦しそうな人を見たことありませんか?これで本当にその人のためになっているのでしょうか。摂食嚥下の技術を習っても口が閉じなくて上手くいかなかったことってありませんか?介護を受ける人も実践する人もお互いに良い状態であるためのポジショニング技術をやります。



■4限目

アセスメントの視点はここだ!

対人援助スキルアップ研究所
所長
佐藤 ちよみ氏

 

ケアマネジャー・介護福祉士・交流分析インスト
ラクター・東京都福祉サービス第三者評価評価者
の資格を持ち、介護技術講習主任指導者としても活躍中。ケアマネジャー、在宅および施設介護職員、福祉職員、社会福祉協議会の職員などを対象に、居宅サービス計画・施設サービス計画・訪問介護計画等の作成法、介護技術、相談援助、職員のマナー研修などをテーマに、幅広い研修を行っている。
ブログは二つ持ち、介護現場や介護業界はもちろん、主に研修で訪れた地域の日本古代史・民俗学・美術・音楽等、幅広いテーマで見聞記事等を発信し続けている。神社検定3級保持者(笑)。2014年4月、皆様から要望の多かった念願のホームページも開設。 http://tokyotesk33.jimdo.com/

主な著書として、『サービス提供責任者の業務実践マニュアル』『ポケット判 介護の○と×シリーズ 記録の書き方○と×』(中央法規出版)、『よくわかり、すぐ使える新訪問介護計画書のつくりかた』(日本医療企画)『ケアマネジャー最強のアセスメント力養成講座』エクスナレッジ(単著)ほか。雑誌の連載などに、「達人ケアマネ」「訪問介護サービス」「通所介護&リハ」「高齢者安心安全ケア」(それぞれ隔月刊)日総研、「おはよう21」(月刊)中央法規、「シルバー新報」(週刊)などがある。


みなさん、はじめましての方も、そうでない方もこんにちは! 佐藤です。
さて、「わかっているようで、なかなかわかっていないのが「アセスメントの方法」です。さらに分かっているようでなかなか分かっていないのがICF。アセスメントから課題を導き出す方法をお伝えしようと思います。そもそも、ICFの概念すらわかろうとしない、ICFを知らない講師たちに習っても決してわかるようにはなりません。しかし、そんな講師たちの巻き添えになってはいけません。佐藤が頂いたお時間では、「アセスメントの視点はここだ!」「ケアマネが知っておきたいICFの概念」などについて熱く語らせて頂く予定です。ぜひぜひ、お立ち寄りください!


■4限目

被災地のいま・これから

ニチイケアセンター釜石
舘林 真一氏

1999年4月医療法人楽山会「介護老人保健施設はまゆりケアセンター」入社
      ⇓   施設実習担当者/介護技術講習会指導員を務める
2013年3月退職
2013年7月ニチイ学館「ニチイケアセンター釜石」入社

介護初任者研修会講師として岩手県内を回り介護の魅力を伝えている
また、実務者研修教員免許を取得し指導の道を歩んでいる最中
2012年4月一般社団法人岩手県介護福祉士会理事就任

東日本大震災から4年・・・復興というのは、まだまだ名ばかり。釜石市内では、まだ解体されないまま残っている瓦礫の中、毎日を生活や仕事をしております。震災を経験したくさんの事を伝える義務が自分も含め、たくさんの人々がいます。伝えれることは、言い残しいがない様にお話致しますので皆様、宜しくお願い致します。

 


■4限目

被災地のいま・これから

国立病院機構釜石病院
療養介助員
田代 惠子氏

1985年1月9日、岩手県山田町の漁師の家に
生まれる。
坂を下るとすぐ海という地域で暮らしている
介護福祉士。特養、訪問介護等転々とし現在
の職場、国立病院機構釜石病院へ

 東日本大震災発生当時私は山田町の社会福祉協議会でヘルパーとして働いていました。避難誘導、避難生活をしながらの訪問。今思い出しても壮絶な日々です。しかしそのような体験をしたのは私だけでなく沢山の介護職の皆さんがもがき苦しみその当時を乗り越えました。その想いを伝えるために被災地の介護職の皆さんに声をかけあの時、介護職として思うこと、をテーマに手記を集める取り組みをしました。それがちょうど一年前のことです。今回はその手記書いてくれた皆さんの何名かに追加インタビューをし被災地のイマとコレカラについて聞いてきました。被災地のイマをお伝え出来ればと思います。


■5限目

基調講演 

笑いヨガの効果を知ろう

NPO法人ラフターヨガジャパン代表
田所 メアリー氏

・アメリカコロラド州出身。
  1973年来日、国際基督教大学、そして同大学院で学ぶ。
・ 卒業後、高等学校、大学で講師を25年、月刊誌「CNN English Express」の編集  員として20年務める。
・ 国際家族を支えるボランティア活動のなかで、ラフターヨガに出合い、笑いの重要  性に注目。
・ 2006年東京ラフタークラブを立ち上げ、初めて日本にラフタークラブを紹介し、  同クラブと吉祥寺ラフタークラブを夫でラフターヨガジャパン副代表の田所孝と  共に運営。
・2007年より毎年多くのラフターヨガリーダーを養成。後進の育成にも注力。
・日本のラフターヨガコミュニティの成長を支えるため、NPO法人ラフターヨガジャ  パンを立ち上げ、代表を務める。
・ラフターヨガ第一人者としての活動や経験が高く評価され、2013年に当時世界で  20名弱しかいない マスタートレーナーに。以後ラフターヨガティーチャーの育  成を始める。
・ 多数のメディア取材、様々な企業、福祉団体、教育団体、行政団体で講演。

http://laughteryoga.jp

 笑いは体も心も元気にしてくれます。しかし、日常生活の中に心から笑う機会が案外とすくない。ラフターヨガ(笑いヨガ)は、笑いと深呼吸を合わせた健康体操で、笑いの様々な効用を簡単に味わえます。楽しく実践しながら、その科学的根拠や福祉の現場の可能性についてご紹介します。